命無正曜の人

命宮に14個の甲級主星が1個も入らないケースを、命無正曜格(めいむせいようかく)と呼びます。
特殊な命運を授かった人であり、純白の状態で生まれてきたと言えます。

一般的には対宮の遷移宮に入った甲級主星(対宮に甲級主星が入らない命盤はありません)を借用し、その力量を70~60%に割り引いて、人生への影響力を判断することになっています。
が、私はこの考え方に消極的で、真っ白な状態で生まれてきたわけですから、命盤上のすべての星の影響を受けやすく、中でもとくに 命宮に入った甲級副星15星と、後天運を左右する身宮に入った甲級主星および甲級副星の影響を最も強く受ける と考えます。
もし命宮にも身宮にも甲級主星が存在しない場合は、判断がいっそう複雑になります。
力量を70~60%に割り引くというのも釈然としません。
残りの30~40%をどのように処理するのか明確にしている研究者は見当たらず、また、割り引いた象意を言葉でうまく表現できないからです。

たとえば、
酉宮の命宮に文曲星、化科星、祿存星があり、
未宮の身宮/夫妻宮に甲級主星も副星もない命盤を考えます。

一般的な紫微斗数鑑定では、遷移宮にある天機星と巨門星の力量を70~60%に割り引いて判断します。

「自分の努力で成功を勝ち取る人。特異な思想を持ち、頭の回転が速く聡明だが、環境の変化を受けやすい。他人の評価やお金よりも精神面を重視する。分析能力にすぐれ、学術・学問・研究方面に生まれつき才能が備わっている。これらの象意は、天機巨門星が命宮にある人に比べ、70~60%の力で作用する」

私の判断ではこうなります。

「聡明で知識欲が旺盛、弁舌にすぐれ理解力に長けた人。試験やオーディションに強く、化科星が同宮しているのでその傾向はいっそう強まる。芸術・芸能・演劇などの方面で、独特な創造力を発揮して成功する。祿存星の同宮はそれによって財が集まることを意味する。
 身宮が夫妻宮と重なるため、この人の人生は恋人や配偶者によって左右されることになる。身宮には影響力の強い星が入っていないので、選ぶ相手によって人生が大きく変わって行く」

ちなみに、命無正曜格は養子や養女になる可能性が高いといわれていますが、家系の意識が薄れた現代の日本では、当てはまらなくなっていると考えてよさそうです。

あなたなら、命無正曜格についてどう考えますか?

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この記事へのコメント

るり
2015年10月04日 21:56
占いは、所詮占い。遊びとしては、興味深いが、人生は、現実を客観的に見たほうが、賢明かと思います
kankando
2015年10月04日 22:32
るり様

コメントありがとうございます。

おっしゃる通り、占いはしょせん占いです。
どうか、正しい部分だけを信じて、誤った部分に惑わされませんように!

占い好きな皆様にお願いします。
ままこまま
2015年10月06日 13:13
子供は、放っておいても育つもの…。それが通用しないのが命無正曜格の子供ではないでしょうか。しかも小さな悪さ星が肝心な所を占領し、散らばっていて。押したり引いたり説得したり待ったり寄り添ったり。あらゆる事をしてもなお、底無し沼の要求なき要求。私は自身が壊れている事さえ気づかず、声を失い骨や心臓が痛み、病となって現れた事に驚きました。人の不思議さに感心しました。私より知識のある人と話したいです。私はずっと独りです。子供もきっと独りです。私が居ても命無正曜格の人は一人を感じるのではないかしら…。
2015年10月09日 08:30
命無正曜格とは、甲級主星14星が入らない空宮を命宮に持つ人のことです。
空宮は紫微在寅・申宮以外で生じます。
甲級主星の配置は144通りあり、そのうち空宮は24通りですから、24÷144=16.6%で、単純計算では100人中およそ17人が命無正曜格であることがわかります。
内訳は・・・紫微在子・午宮が空宮2室、紫微在丑・未宮が同2室、紫微在・酉宮が同2室、紫微在巳・亥宮が同4室です。

紫微在子・午宮の場合、どちらが命宮でも隣宮に破軍が、三方四正に天同(不得地)巨門(不得地)が入ります。親か兄弟との関係に問題あり、また社会活動も不利です。さらに空宮が夫妻宮か福徳宮に当たりますから、結婚運と精神的満足度は他人任せとなります。

紫微在丑・未宮の場合、命宮寅・申では田宅宮に廉貞(落陷)貪狼(落陷)があり、空宮の子女宮を冲破します。命宮巳・亥では遷移宮が廉貞貪狼で、対外的に正常な発展は難しい。

紫微在卯・酉宮の場合、空宮は隣同士の関係ですから父母宮か兄弟宮になります。つまり肉親との縁が薄く、人生に辛労が伴います。

紫微在巳・亥宮の場合、空宮は4室もありますから、どこが命宮でも肉親(親・兄弟姉妹・配偶・子)との薄縁、精神的不満、住居運の低下、仕事への消極性、経済問題などといった形で人生に悪影響を及ぼします。

このように、命無正曜格は肉親との関係を中心に数々の問題を抱えています。自分自身の存在感が薄く流されて生きているようです。これが凶格と呼ばれるゆえんです。

その反面、環境に恵まれ良い影響を受ければ、どこまでも発展する可能性を秘めています。
周囲から影響を受けて運勢が決まるため、多くのファンを必要とするアイドルに命無正曜格が多いのも頷けます。

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